Input - Share - Output と Input - Intake - Output

いつも拙い文章を読んでいただき、ありがとうございます。

2021年に公立中高一貫校に合格した鹿子(豆鹿子から省略)の記録です。もしかしたら、三葉(不登校経験ありの小学生)の家庭学習の記録も書くかもしれません。

気楽にお付き合いいただけましたら幸いです。

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はっきりしないお天気が続いています。

もう梅雨かな。

 

学校HPに小学校6年生向けの授業公開のお知らせがアップされていました。

26日までが応募期間のようですので、興味のある方は学校HPで確認してみてください。

 

外部向けの授業公開に先駆けて、保護者向けの授業公開が先日行われました。

1時間目から5時間目までの授業が公開され、その後、各教科の学習に関する説明会が実施されました。

ほぼ全ての保護者が授業を参観しに来ていたようです。さすが保護者の意識も高いですね。

 

参観した授業以外も、説明会で教科担当の先生から授業方針や課題への取り組み方を聞くことができましたので、ご紹介します。

あまり情報のない学校なので、私の個人的な意見も含めて参考になれば幸いです。

 

英語
・20名の少人数クラスで実施
・歌→フォニックスと発話モードで授業がスタート
・使い始めた英和辞書のトレーニングもゲーム形式で
・文法について細かい説明はなく(すでに説明済み?これから?)、会話の例文をみんなで練習した後は、席を立ってクラス中を歩き回りながらペアを作って練習
・日々の学習課題MYP(Make You Powerful)についても、情報共有
・課題として15分を目安とした音読を365日

生徒は終始、楽しそうに授業を受けていましたし、皆とても積極的でした。
基本的な単語や文法の知識が頭に入っていないと会話文の練習にも参加できないことを考えると、皆それなりに家庭などで学習済みであることがうかがえます。

 

数学
・20名の少人数クラスで実施
・予習してあることが前提で授業は進む
・授業では生徒同士が教え合うことを大切に(筋道を立てて説明をできるようになることが大事)
・復習では問題演習を繰り返し行う必要がある
・中学算数にとらわれず発展的な学習も
・レベルに合わせて補習授業あり

体系数学と体系問題集で進むわけですが、補習も充実しており、本人のやる気次第で力をつけられると思います。
鹿子は…どうでしょうかね。
とにかく、「体系問題集を3回まわす」ところからかな、と思っています。

 

国語
・国語力としての「感じる能力を養う」こと念頭に置いた授業
・漢字や文法もやらないわけではない

順番にBook Speachが回ってきたり、ビブリオバトルが定期的に開催されることから、読書することが当たり前に求められていると感じました。
漢字は小テストに向けて各自勉強することになっていますが、文法は一応授業でも扱うようです。

 

理科
・実験・観察を中心に
・知識の体系化
・考察の重視
・単元ごとにマインドマップにまとめ、相互プレゼンなど
・高校でつまづきがちな単元については、一部先取りも

実際に、見学した授業では解剖を行っていました。
解剖して観察し、班で話し合い情報を共有した内容を、次の授業で考察していくとの話でした。

社会
・知識にどのようにアクセスするか、知識をどのように使うかを学習する
・プレゼン、まとめ、討論を授業の中で実施

中学履修範囲の知識は入学時点で身に付いている生徒たちだからこそ、成立する授業だと思います。

採用している教科書のことを考えると心配だったのですが、杞憂に終わりそうです。

 

その他、体育※や総合学習についても説明がありました。

 

どの教科も、Input - Share - Output(英語はInput - Intake - Output)のサイクルで進むこと、また高校受験が無いことのメリットとデメリットを考慮した授業が行われていることが、よく分かりました。

 

公立中高一貫は先取りをしないとも聞きますが、決してそんなことはなく、各教科とも深く学習することで結果として高校分野を先取りする形になっていることも、よく分かりました。

 

恵まれた環境で中学校生活が送れることに感謝しなければいけないですね。

鹿子が一生懸命勉強して、感謝の気持ちを返していってほしいと思います。

 

※体育は…高校で入学してきた生徒に内進生は完敗のようです。

 

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